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パウチ作り手さんインタビュー

美味しい日本茶を、オーストラリアにいる方に味わってもらいたい。

Busk Kuranda・栗原 啓さん

どうせ創るなら「もらって嬉しいものを」と相当こだわりました。

キュランダ・オリジナルマーケットの一画に、まるで時代劇に登場しそうな趣のお茶屋さんがあります。表示こそは英語だけれど、そこはまさに「和」!

 

そして、この場を創り上げ、店を切り盛りする、啓さんの佇まいも「和」!

 

 

 

たった6席と小さいながらも、不思議と落ち着く空間でいただく一杯が、至福の時をもたらしてくれます。

2013年現在、若干25歳という若さの彼が、日本茶オリジナルブレンドを作り、お茶屋さんをやろうと思ったきっかけは、意外にも庭造りでした。

2009年、アフリカの太鼓ジンベを演奏するバスカー(大道芸人)だった頃、現在のお茶屋さんの下が荒れ放題だったのを見つけ、整備して日本風の庭園を造ることを思いついたのだとか。

「真夏の肉体労働で、あ~日本茶が飲みたい!と思った。 でもないから、自分で創るしかない!と。 至ってシンプルな動機です。(笑)」

その頃、偶然、日本のお茶の専門家とキュランダで出会い、オリジナルブレンドを創る話が進んでいったのでした。

「自分のように、美味しい日本茶を飲みたい人はきっといるはず、と永住している方を意識し、どうせ創るなら、もらって嬉しいものを、と相当こだわりました。

 

 

日本に渡って、お茶会社や農家さんを尋ねて茶葉に関する勉強を深める中、イメージを固め、茶葉の育つ環境も考慮し、高品質の茶葉を使うことを決心。

 

スーパーに売っている茶葉とは質が違います。茶葉の品質を下げれば量はできるんですが、やっぱり美味しさは譲れなかった」ときっぱり。 開発で特に気を遣ったのは、ブレンド具合だそう。

 

 

「マンゴーやユーカリと言った香りの強いものをブレンドさせながらも、日本茶の味を崩さずに残して風味を出す、というギリギリのラインを突き詰めるのに苦労しました」

 

開発に協力してくれた日本茶の専門家からも、ユーカリと日本茶をブレンドさせること自体やったことがない、と言われたそうです。

 

まんご焙じ茶、ゆーかり緑茶とも納得がいく味になるまで日本と綿密なやりとりを繰り返し、完成まで相当な時間を費やしました。

「日本からサンプルが届くと、ほんと1日中お茶を淹れてました。お店OPENまでに1つのフレーバーにつき9000杯は飲んだと思います(笑)」

 

 

 

パッケージはゴールド素材、ラベルには和紙を使い、商品名は手描き。とにかく、もらって嬉しく、飾れるような日本の美意識を反映させたい、との一途な想いからです。

 

お湯の温度、淹れる速度、置いておく長さ、などによって微妙に変化するお茶の味。オリジナルブレンド茶を、最高の味で楽しんでいただくために、淹れ方の研究にも時間をかけました。 キュランダのお茶屋さんでいただく一杯があれだけ美味しいのも頷けますね。

 

 

 

今後は、キュランダのお茶屋さんに更に和の美意識を取り入れるべく、自ら水墨画を描いたり、更に茶器の創作も考えている啓さん。 「とにかく、周りの方が協力してくれて今があります。これからも感謝を忘れません

来年あたりに新フレーバーも出したいという意気込みもあり、これからも注目です!

 

お茶まんご焙じ茶について一言 「焙じ茶とのブレンドなので、カフェインが少なく飲み易いと思います。マンゴーの香りを楽しむにはできるだけ熱いお湯を注ぐのが良いです。冷たくして飲むのもオススメです。」

お茶ゆーかり緑茶について一言

「かぜのひき始めなど、喉にいいお茶です。花粉症や便秘にも効くという健康茶ですね。ユーカリを植樹してマラリア菌を減らした、という報告があるくらい。 お茶を入れる際に水道水を使う場合、一度完全に沸騰させた後、更に5分~10分ほど煮沸し適温まで冷ましてから入れていただくと、一層美味しいお茶をお楽しみいただけます」

 

 

 

●インタビュー後記

寡黙だけど、かなり面白いエピソードをたくさん持っている啓さん。手先が器用で図工の成績のみいつも良かったとか。根っからのこだわり職人さんなのだと思います。 実は、このお茶のラベルを作るとき、私の習字セットを使ったり、前職時代にやったイベントで初めてこのお茶が披露されていたり、と何かと気になっていましたが、立派に成長した?商品は、今やパウチでも大人気。 すごく嬉しく思っています。得意げ

栗原 啓さんが作っているもの
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